　木工玩具－ウッドトイ　

はじめに

　世の中には色々なおもちゃが販売されています。その中から、これまでに、子どもの教育に役立ちそうなものや子どもが欲しがるもの、果てはお菓子のおまけとしてついてくるおもちゃなど、色々なものが我が家にやってきました。物の大切さを教えていかなければならない大人である自分が、使わなくなったおもちゃを（ほとんどは壊れてしまったもの）処分していることに気づきました。子どもにとってみれば、壊れたおもちゃであっても「宝」であることには変わりなく、処分することに大反対されます。

　しかしながら、一般家庭における住宅事情を考えれば、少しでも整理しておかなければ大変なことになっていきます(汗)。

　また、最近のおもちゃは素材がプラスチックであることは言うまでもなく、破損すると修理が大変です。さらに、中身についても電子回路、電子制御がいっぱい組み込まれており、トラブル発生の場合、アルコールでやられたオヤジの脳みそで解決なんぞできやしません(笑)。　とりあえず、はんだごて握って格闘はしてみますが・・・。

　大体そういうときは、子どもがそばからじっとこちらの様子をみながら「お父さん、グスッ、がんばって・・・。　ヒック・・・。」と、涙ながらに訴えてきます。

「父ちゃんにまかせておけ!!」と、力強く答えてみたもののあえなく惨敗。　子どもの刺さるような眼差しにおおきくうなだれた状態で「ゴメン・・・。」と、つぶやくのが精一杯です。

　そこで、はたと考えました。どうしたらこんな問題を解決しつつ、「父ちゃんスッゲ－!!」といわれるような”親父の背中”が見せられるのだろうか？　と。

　その問題に対する自分なりの答えが、この作品群に込められています。　（出来栄えは、販売されているような商品とは比較にならないくらい雑ですが・・・笑。でも、いつかはきっと・・・。）

　いいかげん前置きが長くなりましたが、ここでは、上でのべたノンフィクションな出来事が経緯となって生れた作品を紹介しています。少なくとも、壊れたら修理できますし、子どもにも大事に使ってもらっているようです。なにより、私が廃棄処分には致しません(笑)。

▼ 作品集（木のおもちゃ） Top [D´ Toy's Factory]
１．ホイールローダー　(2003年製作) 　記念すべき第1号の作品です。木工の素材なんて中学の技術のとき依頼ではなかったでしょうか。
２．クレーン車　(2004年製作) 　第1号で子どもに感激され、有頂天になって作りました。
３．オフロードダンプカー　(2005年 6月製作) 　本サイト開設後、初めての作品です。少しはきれいに作らなければと意識して作製しました。「意識してこんなもん？」と言われそうですが・・・(笑)。
４．バイク　(2005年 7月製作) 　今回は自分で設計しておきながら、これまでに比べて部品は多いし小さいしで、途中気を失いそうでした。　製作の技術が無い分、無駄な作業が多いんでしょうね。
５．はしご車　(2005年 9月製作) 　これまで製作した作品中で最も大きな物となりました。　また、これまでの中で最も部品点数が多くなり少々製作時間が長くなってしまいました・・・。
６．ミニオフロードダンプカー　(2005年 9月製作) 　今回は「なるべく簡単に」を前面に出して製作した、「ミニサイズのオフロードダンプカー」です。　前にそれ作ったじゃない！！　と言わないで・・・。　色々ありまして・・・。
７．飛行機（複葉機）　(2005年 10月製作) 　今まで車系ばっかりでしたので、チョッと飛んでるものが作りたくなりました。　でも、作品は飛ばないよ(笑)。
８．飛行機（戦闘機）　(2006年 2月製作) 　F16をイメージして設計・製作した久しぶりの作品です。こんなのF16じゃないと突っ込まないでください(笑)。
９．ブルドーザー　(2006年 8月製作) 　建機の代名詞「ブルドーザー」を作ってみました。　クローラーの製作が大変でした(汗)。　なかなかいい響きなんです、これが！　ブレードも操作レバーで可動します。
１０．バランストンボ　(2006年 9月製作) 　ゆらゆら・ふらふら、和み系おもちゃといったところでしょうか。　いろんな所で紹介されており、竹、紙、アクリルなど素材も色々です。　今回は木で製作してみました。
１１．バランストンボ２　(2006年 10月製作) 　すっかりハマッテしまい、前回同様バランストンボです。少し小さめにしオニヤンマ程度の大きさにしてみました。　今回も木で製作しています。

▼ 作品集（番外）
１．イルカ？　(2005年 8月製作) 　ここで紹介するイルカ？は、リンク集に掲載させていただいているウッドクラフトみすま工房　様のサイトにて作り方が公開されている作品を参考にしています。
２．Theo´s mechanism　(2009年 9月製作)　10/9 New 「テオ・ヤンセン/THEO JANSEN 」氏（オランダ・スヘーヴェニンゲン出身）が制作したビーチアニマル中で用いられている機構を今回の製作物では利用しています。
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